こんにちは、Hushijimです。
今回は商品の仕上がりを左右する芯貼りについて。
最近よく使っている「塩と光」の生地。
これまで使っていたシールタイプの芯とは馴染みが悪いようです。
作っているいうちに端が剥がれてしまい表から見ると気泡が入っているような皺が・・・。
そこでアイロンで接着する不織布タイプの芯に変更しました。
洋裁ではこのアイロン接着する芯の方が一般的だと思います。
生地に適度な張りと強度を与え形崩れしにくくしてくれます。
そして芯をパーツの全面に貼るときは私は「粗裁ち」をするようにしています。
粗裁ちというのは字のまま、粗くざっくり最終的な形よりゆとりを持たせて
大きめに裁断することです。
その粗裁ちした生地に合わせて接着芯もざっくりカット。

接着させる生地より大きくカットしてしまうと、
アイロン台やアイロンに糊がついて汚れてしまうので生地より5ミリほど控えてカットします。
芯をアイロン接着したら型紙の形に正確に裁断します。
粗裁してから本裁ちすることのメリットは
・芯が布の端まで綺麗に貼れる
ほつれやすい生地はこうすることでほつれ防止にもなるし縫製も楽になります
・アイロンの熱と蒸気で生地をあらかじめ収縮させることができる
生地は熱で収縮することがあります。芯貼りと同時に収縮させておくことで小さく仕上がってしまうことを防ぎます。
しかしこのアイロン接着は単純作業なのですが
しっかり均一に接着させるのはなかなか手間暇かかります。
アイロンを滑らせるのではなく置くようにかけていくので。
そこで前々から買おうかどうしようか迷っていたものを思い切って買ってしまいました!
届いたらレビューを書こうと思います。

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