こんにちは、Hushijimです。
20年以上前に買った上の聖書カバー
キリスト教書店などでよく見かけますよね。
ふと裏側がどうなっているのか知りたくなり、解いてみました。
ファスナー付き聖書カバーの作り方を知りたい人は参考になるかもしれません。
作り手でない方には、ふしじむはこんなところを意識して商品作りに活かしているのか、
と興味を持っていただけたら嬉しいです。
内側はこんな感じ

解くと・・・


表地も中布も芯は貼られていません。
なのに、手で持ってみると、かなりかっちりした作りになっています。
秘密はこのパイピングにありました。

このポリエステル?のコードに硬さがあるため
くたっとせず輪郭をしっかり保てているのですね。
さらに解くと中の芯は単なる棒状ではなく縫い代の部分まであります。

なるほど。
調べると棒状のコードはネットですぐ見つけられます。↓
https://item.rakuten.co.jp/mochiteyasan/hmps-2/
でも縫い代まである芯はなかなか見つけられませんでした。
まあ家庭用ミシンではこの硬い芯を縫うのは厳しそう。
職業用ミシンでも針折れそう・・・
棒状のコードを布に包むのが妥当でしょうね。
そしてこのパイピングコードを綺麗に縫うのはなかなか難しくて
縫い代が見えすぎてしまったり、コードが縫い込まれて隠れてしまったりします。
綺麗に縫えれば制作の幅が広がりそうなパイピング、
機会があれば取り入れてみたいですね。

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