お久しぶりです。Hushijimです。

なんと4ヶ月以上も空いてしまいました・・・

「サコッシュ作ります!」と張り切っていた夏からすっかり季節は移り変わりもうすぐ冬ですね。

この4ヶ月も粛々とネットショップ移設、聖書カバー制作、バッグ制作と活動しておりました。

最近制作スタイルを少し変えまして、

一つのデザインからサイズ、色を展開して複数点まとめて制作する、という量産寄りの方法から

新作を一点ずつ作って販売までのスパンを短く、種類を増やしていく方法に切り替えています。

ショップに掲載して、需要があれば追加で制作し、サイズ展開にもリクエストをいただいた時に資材があればお応えしていくつもりです。

大型用、ミニサイズ用をお探しのお客様はお気軽にお問い合わせくださいね。

さて最近制作したカバーを制作裏話とともにどんとご紹介します!

リングハンドル小型聖書カバー

これはもう本当に頑張りました。

リングハンドルのつけ方、表地と中布の兼ね合いなど試作を重ねて完成したカバーになります。

素材の選び方もこの作品以来変わったと自覚があります。

原価がガンッと上がりました・・・

金具、ファスナー、生地をトータルで見てもそうだし、

中布の刺繍生地は2年前の自分が見たら「こんな高い生地使うの?」と止めること間違いなしです。

その分イメージ通りの古書のような素敵な仕上がりになりました。

ピンクベルベット小型聖書カバ

一目惚れしたキュートなピンクのベルベット。

イギリスのクラークアンドクラーク社の可愛い生地です。

可愛すぎて仕立て方がわからずにそっとしまっていた生地をとうとう使ってしまいました。

ロイヤルブルーのスエードが甘さを中和してくれます。

リバティファブリックスを使用した中型聖書カバー

これまで避けてきたリバティプリント(特に花柄)。

理由はリバティを使った素敵なカバーを作る作家さんが既にいらっしゃったから。

でもリバティ生地の中でもどんな柄を選ぶか、どんな素材と合わせるか、

仕立て方によって作り手の個性は滲み出るものだし、

試す前から除外してしまうのは違うな、という思いに至りました。

今は色々なタイプのカバーを作って、見てもらえた人からの反応を知りたいのです。

minneで開催されるリバティファブリックス作品コンテストへのエントリーも兼ねて

第一印象でピンときた2種類の生地「Pipers Peacock」と「Orchard」を選びました。

スラッシュキルト聖書カバー

スラッシュキルトという技法で制作した初めてのお品です。

布を4枚ほど重ねて一定間隔でミシンで縫い止め、切り込みを入れると

断面が層になって立ち上がり独特の色味と手触りが楽しめます。

カラフルが好きな私ですがグレーを多めに配置して大人っぽくなるよう意識しました。

布を重ねて模様をデザインするところから始まり、縫って、切り込みを入れて、

水洗いし、乾かしてようやく一枚の布が出来上がります。

それから型紙通りに切って縫製なので時間は既製の生地を使う時より

倍はかかっているでしょう。

素材から作ることができるスラッシュキルトには可能性を感じるので

頭の中に溢れるアイデアをどんどん形にしていきたいと思います。

今後もマイペースに更新を続けるつもりです。

どうぞよろしくお願いします。

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